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mitakashibu

Author:mitakashibu
タクシー会社売上NO1
日本交通株式会社の三鷹営業所2Fに事務所を構える
日本交通労働組合三鷹支部です。
タクシー乗務員に転職をお考えの方や同業者で弊社に移籍を迷われている方など、参考にしていただければ幸いです。
支部機関紙「スクラム」から、公益性の高い記事を中心に掲載しています。

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 巷では人手不足が深刻化し、求人難を原因とした倒産が増加しています。
 
 それはタクシー業界も例外ではありません。
 都内のタクシー乗務員は年々減少し、今や中小のタクシー会社の多くは大手に身売りせざるを得ない状況になっています。

 そんなことはどこ吹く風よ  ☆;+;。・゚・。;+;☆;+;。・゚・。;+;☆;+;。・゚・。;+;☆;+;。・゚・。;+;☆

 大手筆頭、日本交通の三鷹営業所では毎月新人を採用し、新卒の配属も相まって逆に乗務員余りの状態になっています。

 稼働率は95%を超え会社は売上を伸ばす一方、乗務員は稼働率上昇による弊害で苦しんでいます。
 始業前点呼は人が多すぎて並びきれず、第一営業所の乗務員が第二営業所で受けることもあります。また、駐輪場もすし詰め状態で災害時の避難経路の確保も危ぶまれます(2018年12月に駐輪場を新設し問題は解消)。営業所のキャパを上回っていることは明らかで、法令違反スレスレの状態です。

 実務面でも問題は山積しています。
 例えば、出番変更ができない、事故や故障で休車が出た際に代車が無いため休む羽目になる、シルバー乗務員(いわゆる派遣労働者)の出番削減、急な呼び出しや自宅待機、生活リズムを考慮しない勤務シフト、昼夜日勤車の削減、平日車検の開始、通勤車両の置き場不足など、枚挙にいとまがありません。
 特に出番や出庫時間に係る変更は、運転に支障をきたし安全面からも問題があります。
 
 今後は、それぞれの体力や生活にあった働き方を選択できるよう勤務シフトを増やすことに加え、昼夜日勤車の増車、突発的な事故休車に対応できるよう1日3~4台の代車を用意するよう会社に訴えていきます。
 また、抜本的な対策として、最寄り駅までのシャトルバスの運行と、計画的な乗務員の採用も要求していきます。

最後に、

中途退職を見越して多めに採用するって、どんだけブラックなんだよ(♯`∧´)

労働環境を改善して定着率を高めれば、採用なんて定年退職分を補充するだけで済むんだよ!


タクシー乗務員のみなさん。
今年のお正月は有休休暇を取得して日頃の疲れを癒しましたか?


「有給なんて会社が使わせてくれないよ」
「有給使うと給料減るんだから、生活できなくなるだろ」

 
 そんな方も中にはいるでしょう。
 今回はそんな方に知っていただきたい記事です。

 
 皆さんが有給休暇を申請すると、会社は取得日を変更して欲しいと言ってくるかもしれません。
 これは時季変更権と言って、事業の正常な運営を妨げる場合にのみ行使する事が認められています。(労働基準法三九条四項)

 この「事業の正常な運営を妨げる場合」について、札幌地裁は次のように述べています。

 企業の規模、有給休暇請求者の職場における配置、その担当する職務の内容、性質、繁閑、代行者の配置の難易、時季を同じくして有給休暇を請求する者の人数等を総合して判断すべきものと解されるところ、債権者の従事するタクシー運転業務は一般に容易に代替性の認められる職種であって、代行者の確保にはさほど困難を来すものではない
(鈴蘭交通事件 昭和63年 (ヨ) 839 労働判例548号83頁)
 

 さて、
 日本交通三鷹営業所の現在の状況を見てみることにしましょう。
 

 するとどうでしょう。

 代行者で溢れているではないですか!!!

 つまり、大量の有給申請でもない限り、事実上、会社は時季変更権を行使できない状況です。 そこで、

 有休休暇の取得率を上げて稼働率を抑制しようヾ(o´∀`o)ノ
 
 稼働率を抑制すると、さまざまなメリットがあります。
 例えば、出番変更がやり易くなる、事故や故障で休車が出た際に代車がある、生活にあった勤務シフトを選べるなどです。

 しかし、良い事ばかりではありません。
 
 日頃、休日出勤し稼いでいる乗務員さんが有給休暇を取得するには、まず、休日出勤を諦めなければなりません。
 有給休暇は所定労働日の労働義務を免除するものなので、所定労働日でない公休日に有給休暇を取得することはできないからです。

 つまり、休日出勤が大好きな働き者の乗務員さんが有給休暇を取得すると、いつもより給料が少なくなるということです。
 ならば、いっその事一カ月単位で有給取得して、働かずして給料(基本給+年次休暇手当)を貰った方がお得感があると言えるでしょう。
 
 また、退職を予定されている方は、残りの有休を全て消化することをお勧めします。
 時季変更権は退職予定日を超えては行使できませんので、必ず申請が認められます。

 なお、失業保険の給付額は退職前6ヶ月間の給料をもとに計算されますので、転職先が決まっていない方や、失業保険を受給される予定の方は注意が必要です。

 
追記

当組合では有給休暇を取得しても通常月と賃金が変わらないよう、次の四点を会社に要求しています。

・公休出勤と有休休暇の併用を認めること
・有休手当は仮想営収方式(前三カ月分の平均営収)で支給すること
・時間単位での有給休暇取得を認めること
・月間足切り※1を曜日別日建て足切り※2にすること

※1 月間ノルマのこと。ノルマを達成しないと歩合給が発生しない。弊社では有休休暇を取得した際に足切りが下がらないため、歩合給が大幅に減額する仕組みになっている。
※2 出勤日数に応じて足切りを設定することで、有休休暇を取得しても歩合給が発生する条件は従来通りとなる。また、売り上げが見込めない休日と、誰でも稼げる金曜日が同じ足切りでは出番に不公平感が生じるため、曜日別に設定するよう要求している。



上部団体のリンクを貼りましたので、良かったら参考にして下さい。

自交総連 有給休暇は時季を指定すれば成立します
http://www.jikosoren.jp/download/bira/yuukyuu2017.pdf

 年末の風物詩となりつつあるブラック企業大賞。
 2017年は「アリさんマークの引越社」が大賞を受賞しました。

 引越社グループは、引越社関東所属の男性営業社員をシュレッダー係に配転し、懲戒解雇をしました。懲戒解雇の理由を「罪状」などと記載し、男性の顔写真を入れた書類(罪状ペーパー)を貴社グループの店舗へ掲示。さらに、貴社は同様の文面を全従業員に送る社内報へ掲載し、送付しました。(ブラック企業大賞より引用)

ブラック企業大賞
http://blackcorpaward.blogspot.jp/

 人の嫌がる術を知り尽くした鬼畜の所業の数々。
 さすが、大賞を受賞するだけの事はあります。
 
 それはさておき、このブラック企業大賞、侮れません。
 過去にノミネートされたヤマト運輸や大賞を受賞した電通は、いずれも労働改革に取り組み社会的にも評価されているからです。
 いずれ、アリさんマークの引越社も労働改革に取り組むことになるでしょう。

 さて、問題は日本交通です。

 何を明かそう日本交通は、歴代の大賞企業に負けず劣らずのブラック企業なのです。
 過去には、不当解雇で従業員に訴えられたりスリップ事故でお客様を死亡させてしまったりと、ノミネートされる資質は十二分にあります。

 現在も、日本交通のタクシーは防犯仕切板未装着、バックモニターを未装着、降雪時に2輪スタッドレス走行と、いつ死人が出てもおかしくない状況です。人命軽視のタクシー会社としてブラック企業大賞にノミネートされるのも時間の問題でしょう。

 社訓 「エクセレントカンパニー宣言」 が色あせて見えます。

日本交通株式会社 運輸安全マネジメントに関する取り組み
http://www.nihon-kotsu.co.jp/about/safety/management.html

 日本交通がホワイト企業になるまで、私たちは闘い続けます!





追記
 アリさんマークの引越社のグループ会社で働く従業員ら計37人が、会社に対して、残業代の支払いや、事故による弁償金の返還を求めていた労働紛争は2018年2月13日、中央労働委員会で和解が成立しました。

 最後まで闘った、野村泰弘さんをはじめとする原告団、サポートしたプレカリアートユニオンさん、佐々木亮弁護士、その他関係者の皆様、大変お疲れさまでした。
 以下は、プレカリアートユニオンブログより引用

 アリさんマークの引越社とのシュレッダー配転裁判で勝利和解!引越社関東がシュレッダー係への配転は社会的相当性を欠くことを認め謝罪。罪状ペーパーにも謝罪。営業職復帰、解決金支払いで合意
2018/01/03 17:16 その他 TB(0) CM(11)
 
服部支部長
  服部 直文 支部長

新年明けましておめでとうございます。

 今年はどういう年になるでしょうか。
 近頃は、こちらが望まなくても、ライドシェアや自動運転の情報が耳に入ってくるようになりました。
 ロンドン交通局がウーバーの営業免許を更新しなかった一方で、ソフトバンクがウーバーに100億ドルの投資をするなど話題に事欠きません。
 2022年には、日産が完全自動運転を実用化すると発表しています。
 漠然とした不安を感じている方も多いと思いますが、私もその一人です。

 私たちの暮らしに影響があるのは間違いないところですが、この大きなシェアリング経済・IT化の流れの中、それらに飲み込まれない心構えが必要な年になるかもしれません。

 さて、私たち労働組合がこのような状況のなか何ができるのか、これから大きく問われます。

 私個人の意見ですが、少しでも労働条件を向上させ、私たち乗務員の生活を安定させることが、安心安全・良いサービスを提供することに繋がり、結局は大きなライドシェア対策になると考えています。
 そのためにも今一度、組合要求や活動を見つめなおしてマンネリ化から脱却しなければいけません。
 具体的には、要求や運動のステップアップを図ることが必要でしょう。

W初日の出と京王線
 W初日の出と京王線  photo 平岩哲夫

 今年は実りある現実的な組合要求をして、少しでも良い労働条件を勝ち取りたいと思います。
 最後に、皆様のご健勝とご多幸をお祈り申し上げ新年のご挨拶とさせていただきます。


2018/01/01 21:56 その他 TB(-) CM(2)
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